日々物販をしていて商品と対峙していると、その向こうのお客様を忘れがちになることがないだろうか?
対面販売ならまだいいかもしれない。
お客様の表情、お客様の反応、何気ない話の中からニーズが見て取れたり…。
だけど、インターネット販売は違う。
私達売り手はモノしか目に見えない。
お客様の肉声も基本届かない。
商品を提示する際、商品の説明に終始していないだろうか?
ライバルとの価格の問題ばかり考えてしまっていないだろうか?
これが売れればこれだけ儲かるということばかり考えていないだろうか?
それって、お客様不在ですよね。
難しいことですが、売る都合を一旦脇に置いておいて、買う側になりきってみることが大切なことだと思います。
商品の説明がきちんとされているのは当たり前。
こんなに凄い商品なんです。だから、買って!
それじゃお客様の心は動かない。
買おうとしているお客様はどんな人?
何のためにこの商品を手にするのだろうか?
どんな悩みがあるから、この商品で解決、解消をしようというのだろうか?
そのお客様を幸せにするために合わせてしたほうがいい提案はないだろうか?
マーケティングの世界では、この、想定するお客様のことをペルソナというようですね。
細かく設定する場合、年齢、勤務地、体型、家族構成、名前などまで設定する場合もあるようです。
私も細かい方がいいと思っています。
それによって、目には見えない画面の向こう側のお客様に、あたかも実際に会っているかのように、愛情、愛着を持って接することができるようになるからです。
普段の生活の中でも
あ、ペルソナAさんが喜んでくれるから、この商品について調べておこうとか、これ仕入れたらペルソナBさん喜んでくれるだろうなー。
とか、
商品主体の考え方が、人主体に自然と変わってくるからです。
実は売れる方法って、売る前のそういう考察にかかっているのかもしれません。
キーワード設定なんかでも、結構自分が実際に見ている世界と逆方向から考えてみることが大事な気がします。
今日は、物販について思ったことを書きました。
うつ自立活動中のアリガトでした。
それではまた。
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