この記事は失敗談をもとに作られています。
ただ、結果的に失敗だったのですが、その過程でわかったことがいくつかあったので記述しておこうと思いました。
独自ドメイン設定の仕方のみさくっと知りたいという方は大見出し3からお読みください。
baseを久しぶりに覗いたらいろいろなことができるようになっていた
もともとbase(♪ネットでお店をひらくなら~♪のベイス)で作ってみたネットショップは持っていたのですが、あまり更新などできていなく動きのない状態になっていました。
なのですが、最近いろいろbaseが進化していたこともあり、面白そうな使いかたを思いついたりして、自分の中でレギュラーサイトへと昇格したので、これからいろいろと作りこんでいきたいと楽しみにしている次第です。
baseが進化してきていいなと思った点
最近おぉ~っイイねと思った点としては、
①海外への発送に関する設定が容易(ドルや元などの表記も切り替え可能でAmazonペイやpaypal決済装備、日本語と英語の切り替えが可能※但し商品説明は切り替わらないので作りこみが必要)
②定期便の設定が容易で手数料もそれほど高くなく、通常商品の○%引きの数字さえいれれば勝手に計算されてページができるので、非常に便利。
③ヤマト運輸の簡単発送というappができていて、メルカリのらくらくメルカリ便のような日本全国一律料金で配送できる仕組みができていたので、遠方発送の送料リスクが軽減された。
…など活用したい機能が増えており、いろいろと模索しておりました。
baseに割り当てる独自ドメインはサブドメインである必要がある
サブドメインとは
Amazon、Yahoo!などのプラットフォームにたよらない独自ショップを本店としてWordPress (このブログもwordpress.orgで作っています。サーバーとドメインを自分で用意する必要があります)ショップはWooCommerce というプラグインを利用して作っているのですが、その本店に割り当てているドメイン(≒アドレス)のサブアドレス(例)●●●●●.comのようなアドレスだったとして、その前に任意の文字列を足して作ります。例えばshop.●●●●●.comとか。
WordPress、WooCommerceを本店に選んだ理由(余談です)
私がこのWordPress、WooCommerceの組み合わせを選んだ理由は、プラットフォーム依存のリスクに備えるということと、ワードプレスに商品情報やまめ知識などの情報を想定キーワードを含めて投稿していくことで、検索対策になること、維持費がサーバーとドメイン代(月数100円~)程度に抑えられることなどからです。
baseに本店のサブドメインを割り当てたいと考えた経緯
それで、ようやく本題に入っていきますが、上にも書いたサブドメインを使うことによってbaseに独自ドメインを割り当てることができると知り、本店の●●●●●.comというドメインからサブドメインrepeat.●●●●●.comを作り(リピート商品の活用をメインとしたかったため)割り当てれば、本店との統一感も出るし、本店のドメインを強くしていくことも可能なのでは?と考えたためです。
baseへ本店のサブドメインの割り当ての目論見は結局失敗に終わる
しかし、この考えは結果失敗に終わり、結局現在はbaseからはじめに割り当てられたドメインに戻しています。
なぜなら、base側の設定をする過程で表示サーバーを変更する過程があり、メインアドレスの本店の方が数時間後に表示されなくなってしまったからです。※知識のある方なら解決できるのかもしれませんが、私には残念ながらわからずもとに戻しました。
ですが結局元に戻したとはいえ、baseを独自ドメインに書き換えることに関しては成功できました。
後からどうやった?と聞かれそうな予感があることもあり記録を試みています。
baseで使いたいドメインをまずはゲットしよう
まず、ムームードメインやお名前.comなどでbaseのアドレスとして使いたいご自分のお好みのドメインを購入します。※ただし、この時取得したドメインがそのままbaseのアドレスにはなりません。
baseの独自アドレスとして使うには、このアドレスからサブアドレスを作り(例えばshop.●●●●●.com※要は前半部分を何かしら付け足して作る必要がある)それを使う必要があります。
売りたいものをお持ちで、baseでまだお店を作っていない方は、とりあえずはbaseのほうで割り当ててくれるアドレスでお店を作っておきましょう。
baseは維持費0円の範囲でもかなりのことができます。
Yahoo!ショッピングなども維持費0で運営はできますが、以前と比べると審査が厳しくなっており、出店のハードルは上がってしまっています。
baseなら事業主でなくても簡単に出店することができます。
ただ、このbaseで割り当てられたアドレスで作られたショップは検索されるのが難しいので、SNSやwordpressなどのブログからの流入を狙ったり、今回の話題である独自ドメインに変更したりの工夫が必要かなと思います。(これらの工夫は無料~格安で可能ですね。他にも費用をかけるなら広告宣伝などの手段もあります)
baseの独自ドメインappをインストールする
baseにログインしてAppsから独自ドメインappをインストールします。
※今base側の情報を確認してみると↓のような記述があります。
こんな方におすすめ
会社やブランドなどですでに持っているドメインを「BASE」にも適用したい方
無料で使えるドメインに使いたいものがない方
このAppの使い方
独自ドメイン取得サービスで、サブドメインのCNAMEを設定「独自ドメインApp」をインストール
ドメイン名を指定「保存する」を押す
https://apps.thebase.in/detail/6
だとすると、当初私の想定した使いかたができそうにも読めます。
それだと、やはり私の知識と技術力不足で本店とサテライトとしてのbase店との両方の表示を実現できなかった可能性も否めません。
私はムームードメインで購入したドメインを利用しているのですが、サーバーはスターサーバー(旧ミニバード)を利用していますが、これがサーバーもムームードメイン系列のロリポップやヘムテルであればいけるのではないかと思ったりしました。
ドメインを購入したサービスサイトにログインして設定をする
ムームードメインの場合の事前準備
私の場合はムームードメインです。
ムームードメインのサイトにログインしてコントロールパネルを開き、該当ドメインを選んでドメイン管理からムームーDNSのセットアップ情報変更というところに入り、セットアップしていきます。
※参照※baseの説明が図入りでみやすいので貼っておきます。
該当ドメインの処理のところから初回の場合はボタンが利用、そうでない場合は変更になっていますので、そこから入ります。
カスタム設定をする
カスタム設定をクリックし、サブドメインの欄にお好みのサブドメイン名を入力、種別はプルダウンでCNAMEを選び、内容欄にはcname.thebase.inを入力します。
ネームサーバーをムームーDNSに設定する(ムームードメインの場合)
ネームサーバー設定変更からムームードメインのネームサーバー(ムームーDNS)を利用するを選びましょう。
お名前ドットコムで取得したドメインをご利用の場合
こちらは未経験で詳しく解説することができないのですが、baseの解説記事がありますので
そちらをご覧ください。
baseの管理画面での設定をする
次にbaseの管理画面にログインをして、独自ドメインAppへ移動、先ほど作ったサブドメインを丸ごと入力、保存します。
私の場合、base側の設定反映は割にはやかったのですが、サーバー側の設定反映が1時間くらいかかりました。
設定反映には最大で数日かかるようなので、慌てず別なことでもしながら待つのが吉です。
また、ssl(アドレスの前の鍵マーク)はどうなるのかな?自分で設定しないといけないのかな?と待っていましたが、これはbaseの方でやってもらえたようで、待っていたら鍵マークが現れてちゃんとhttpsになっていました。
以上でbaseの独自アドレス設定に関する説明はおしまいです。
編集後記
このbaseの独自サブアドレス割り当ての後、数時間経って本店が表示されなくなったのですが、こういったトラブルの際にはいつもいやーな汗がでてしまいます…。
仮に今回もそうですが、何かの失敗でウェブ上に表示されなくなり、管理画面にログインさえできなくなることがあり、そういった場合原因を推測しながらリカバリーしていかなければならず、最悪自力でリカバリーできない場合もあります。
wordpressは自由度が高くて中間マージン的なものも取られづらく私は気に行って使っており、実際過去にも人にすすめたりもしているのですけど、正直合う人とそうでない人がいるなというのが最近の感想です。
その点ある程度構築されたプラットフォームを使えば自由度が低いとか、顧客情報の取得がある程度制限されるとか、中間マージンを多く取られるとかの制限はあるものの、ある日突然ログインさえできなくなったなどのトラブルはなかなかないことでしょう。
そのためにwordpressを運用するにあたっては、プラグインと相性を確認しながらのバージョンの更新ですとか、作ったコンテンツを別のサーバーにこまめにバックアップしていくとかのこまめなメンテナンスを自分自身でやっていく必要があります。
ECをつけているなら相手のあることになりますからなおさらです。
それでも、自分自身の思い描いたコンテンツを自由に作っていくことができるポテンシャルがあり、安価に維持でき、SEO(検索エンジン最適化)にも適しているwordpressを私はとても気に入っています。
今回baseに独自ドメインを設置してみるという話を書いてみました。
結果的に思い通りの結果を得ることはできませんでしたが、baseを本店のサテライトサイトとして本店への集客もかねて運営していくことを考えています。
また、最近輸入ビジネスアイディアを投稿しましたが、
円安が進んでいる今、輸出のほうが収益が出やすく、baseやWooCommerceではそちらの可能性も模索していこうと思っています。
今回の記事は思考の流れをそのままに書いたので、読みにくかったかもしれません。
もし参考にできるところがありましたら参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
それではまた( `ー´)ノ
コメント